日本の警報システム Jアラートについて

Post date: 2020年8月18日

日本は環太平洋火山帯に位置しており、大規模な地震や火山の噴火はいつ起きても不思議ではありません。 また、近隣には頻繁に弾道ミサイルの発射実験を行っている国もあり、日本にもミサイルが落下する危険性があります。

日本に住む外国人の方々も万が一の災害や有事に備え、Jアラートシステムについて理解しておくことをおすすめします。

Jアラートとは、「全国瞬時警報システム」の事で、国が緊急情報を日本国民に伝えるためのシステムのこと。

気象庁が発信する情報には、地震、津波、火山、などがあり、内閣官房が発信する情報には、弾道ミサイル、航空攻撃、ゲリラ、大規模テロなどがあります。

これらの警報・注意報は、屋外スピーカーや携帯電話の緊急速報メールにて発信されます。

万が一、Jアラートにより弾道ミサイル発射に関する警報を聞き、近くに落下する可能性がある場合には、できるだけ頑丈な建物や地下に避難するようにしましょう。

J-ALERT警報音デモ(*音量にご注意ください)
https://www.youtube.com/watch?v=IrUSuQiWB-0

日本のスマートフォンには、「エリアメール」や「緊急速報メール」が予めインストールされており、Jアラートを受信できるようになっています。

海外の端末やMVNO、SIMロックフリーのスマートフォンは対応が不十分の場合があります。

そのような場合は、Yahoo!の防災速報をインストールすれば、Jアラートが受信できるようになります。