賃貸物件でのペット飼育

Post date: 2021年6月11日

日本の住宅では、所有者の意向、またはマンションの管理規約でペット飼育に関して制限が設けられております。 そのため家を探す際には、賃貸でも購入でも、ペットを飼う場合はペットOKの物件を選ぶ必要があります。

ペット不可の賃貸住宅

賃貸住宅で契約書上に“ペット飼育不可”の条項がある場合、その契約に違反してペットを飼育していることが発覚した場合、その契約は解除され、違約金の支払いが生じる場合もあります。

ペット飼育OKの賃貸住宅

多くの賃貸住宅がペット飼育を許可しておりますが、「小型犬2匹まで」、「大型犬不可」、「猫不可」等、制限を設けている場合があります。ペット飼育の条件も事前に確認するようにしましょう。

大型犬OKの場合も、犬種や大きさによっては断られる場合もあります。一般的に、闘犬や猟犬に該当する攻撃性の高い犬種は貸主より断られる傾向にあります。

また、ハムスター等の小動物、鳥、爬虫類もペットの一種で、賃貸住宅では事前に飼育の許可が必要です。


一般的に、賃貸住宅でペットを飼育するためには、次に掲げるような条件に同意し、“ペット飼育に関する覚書”に記名押印することが求められます。

・近隣に迷惑をかけません。

・ペットによる損害が生じた場合、賠償する責任を負います。

・ペットの数を増やしません。

・退去時には、ペットによるダメージを全てもとの状態に復元(消毒・消臭も含む)させる義務を負い、その費用を全額負担します。

また、ペットを飼育する場合、上記覚書に加えて、敷金の割り増し等、賃貸借条件が変わってくる場合もあります。




ペットフレンドリー物件



賃貸物件の中には、ペットと快適に暮らすためにデザインされた物件もあります。


例)

・ペットのための動線が敷地や共用部分に用意されている
・マンションの一角にペットの足洗い場が設けられている

また、大型犬OKのマンションや庭付の一戸建物件もあります。